2017年10月16日月曜日

久留米絣プロジェクト

久留米絣プロジェクトが開始されました。
久留米の伝統工芸品のひとつである、「久留米絣」。
 昔は200軒ほどの”織り子”さんが居られたそうですが、現在では数える程度しか残っていないそうです。それを危惧した自治体が、なんとかしようと本大学へ相談に来られました。
写真に写っている機械(機織り機)が老朽化していて、この機械がなくなると、久留米絣が無くなってしまうかもという切実な内容です。

 この機械は豊田佐吉さん(トヨタ自動車の創始者)が100年前に考案・製造して世界中にひろがった機械です。動きを見ていると非常によくできており、便利な道具がない時代にこんなすごい機械をよく作れたな!と驚くばかりです。
100年経っても、現役でまだ動く機械を作るなんでほんとに凄い!!
この機械を改良して、さらに長く使えるようにしたいと思います。

2017年9月22日金曜日

栗ひろい

栗拾い機を製作しました。事のはじめは、、、
学生の実家が栗を栽培していて、収穫が大変だということから、それを少しでも楽にできるような機械が作りたいということからでした。
 いろいろなアイデアを出し合い、ラフスケッチ、3DCADでの設計を行い、実際に作り上げました。この学生はもとは普通科高校出身で全くものづくりをしたことのない学生でしたが、「自分で作ってみたい!」という気持ちから、試作機完成までこぎつけました。
 最初は、ドライバーの使い方もままならなかったのですが、友人と一緒にやり続け、今では工具はもちろん、その他の特殊工具や溶接機、切断機など、一通りの作業を出来るようになりました!
 今回の試作品はまだまだ改良は必要ですが、きっと実用になっていくはずです。
彼の頭の中にはもうすでに、第2弾のアイデアがあるようです。

 農業は重労働です。そしてその重労働をおしての労働の対価としての利益もあまり多くありません。しかし、その重労働である農作業を機械化出来て楽になり、収穫を多くできたら実は多くの利益を得ることが出来ます。
 そのためにも農業機械の開発は重要です。近年では「完全自動化」の方向に進もうとしている農業機械ですが、ヒトの健康寿命と同時に考えると、完全自動ではなく”軽”労働で農作業を出来る機械の方が必要ではないかと思っています。そのひとつの理由として、仕事人間だった人ほど、定年を迎えた後、引きこもりになったり痴呆症になったりと健康を害する例が多くあります。
 ヒトは仕事(目的)が無くなると、なにも手につかず、気持ちも身体も悪くなっていきます。それを防ぐためにも軽作業でできるような農業機械が必要なのです。

 あまり疲れないで、ちゃんと収入が見込めるなら、サラリーマンではなく、農業もいいと思いませんか?

2017年8月23日水曜日

これはな~んだ!?

この植物はなんでしょう!?
ヒントは食用の実がなります。

知っている人は、たぶんそう多くないでしょうね~(^o^


正解は

胡麻(ゴマ)です!そうあの、小さい粒粒のゴマです!
花の下のほうについているイクラのようなものがその実になります。ここを開くと整然とずら~っと並んでいます!
検索してみてください。

夏の思い出

今年は毎日のように「猛暑、猛暑」と天気予報でいわれていますね!(><

 しかし、暑いからと言って、研究をさぼれるわけではありません.学生たちは自分たちで竹を切ってきて、流しそうめん大会を実施していました!
 日ごろからチームワークの良いメンバーですが、このイベントでさらに良くなったようです(笑)

これからも勉強頑張ってくださいよ!!
期待しています!
※水道水は無駄遣いせず、再利用しました(^^;

2017年8月7日月曜日

ものづくりコンテスト

オープンキャンパスの一つの企画として行われている「ものづくりコンテスト」が終了しました。
 今回のテーマは「マシュマロチャレンジ」です。スパゲッティ乾麺を使って、塔をつくり、一番高い位置にマシュマロを置いた人が勝ち。というシンプルなゲームですが、パスタ麺は折れやすいので、強度と高さの「バランス」をどのように組み立てていくかという考慮が必要です。
 実はこのマシュマロチャレンジの目標は高さを競うだけではありません。本当の目的は
  〇チームワークを高める
  〇失敗を基に改善点を考える
  〇ディスカッションを密にとる
  〇チーム全員で成功体験を共有する
とういうことが目的なのです。企業などの研修で行われ、その効果は証明されています。

 工学を学んだ後、社会人として働く際、必要なのはやはりコミュニケーションです。そして、失敗を改善して成功に到達することです。勉強も必要ですが、コミュニケーション能力がやはり大切です!

競技結果:
1位、日田林工(3名)  ⇒ 93.0cm(一般的な最高記録92cmを塗り替えました!) 
2位、福岡第一(2名)  ⇒ 88.5cm
3位、久留米学園(3名) ⇒ 65.0cm 
4位、大牟田高校(1名) ⇒ 50.0cm 
5位、佐土原高校(2名) ⇒ 記録なし

※写真など、本人から掲載許可を得て表示しています。



2017年8月4日金曜日

卒研中

卒研してます(^o^
複数の荷重センサをつかって重心を求めるセンサシステムを更新中です。基本システムはすでに完成していて、それをバージョンアップする研究をしています。
データ収集の基本を学びながら実用的なシステムへと昇華することを目標にしています。
松尾研究室では機械的なモノもつくりますし、このような電気的なシステムもつくったりもします。一言でいえば、「必要なものは何でも作る」です。

理系女子(リケジョ)のイベント

7/29(土)にリケジョ(理系女子)のイベントが本学で行われました。

 井上麻美さん(久留米工業専門学校卒、現旭化成メディカルMT株式会社)の講演があったり、パネルディスカッションがあったり、体験コーナーがあったりと、いわゆる理系の仕事にこれから就こうとしている人の参考になれば・・・・というイベントでした。

 井上さんの講演はこれまでのご本人の経験などを紹介しておりました。率直に、人生をのびのび生きているな~と思えました。なかでも「大丈夫、大丈夫」と、なんでもチャレンジしてきた彼女のパワーは尊敬しました。
 パネルディスカッションでは一般企業や大学生(本学からも女子学生が1名)加わり、理系の仕事に就くことへの障害などはあるか?などのテーマでそれぞれの意見を述べていました。
聴衆の中には女性の小、中、高校生の生徒さんも参加しており、熱心に話を聞いておりました。パネリストの皆さんの意見を聞いていると、「文系、理系と意識することは必要ない。好きなことが世にいう「理系」だっただけ」と聞こえました。その後の体験コーナーでは本学の女子学生が直接、優しく、丁寧に子供たちに機械の使い方を教えていました。
 この子たちの将来の道の選択の一つとして、理系の仕事も選んでくれたらいいなぁ!
 これからさき、男性だから、女性だから・・・と意識せず、本人も周りも自由に方向を決める環境になってもらいたいですね!

 個人的には、女性は理系に進むひとがすくない・・・というのは周りの決めつけがそうさせているように思いますが。




2017年6月22日木曜日

経験値アップ!

 学生さんに作業を手伝ってもらいました。運搬車(軽トラックの荷台にキャタピラで移動できるアレです)でモノを運びました。使っているうちに操作部が故障し、うまく操作が出来なくなったのですが、学生さんはすぐに原因を突き止め、修理する場所を見つけてくれました。
普段から作り物をしているからこそですね!
 
 実際に作業すると、どんなポイントが大変なのかよくわかります!これを糧にして、重労働から解放される機械をつくってください!
日中の暑い中、お疲れ様でした!

2017年5月1日月曜日

イベント参加(第2回 くるめ楽衆国)

 地域貢献の一環で、ものづくりセンターのスタッフが「第2回 くるめ楽衆国まつり」に参加してきました!
 3Dプリンタ体験講習を行ったのですが、どの回も席があっという間に満員&次回の時間待ち状態!
 実際に体験するのは子供が多かったのですが、老若男女問わず、皆さん興味深げに周りを取り囲んで見学されていました。
 3Dプリンタはこれまで工作をしたことのない人でも気軽に立体造形をできるので、興味を持つ方がたくさん居られます。
手ほどきするのは本学スタッフですが、教えてくれる補助員は学生さんで、優しく教えていたのも良かったのかもしれません。学生自身も子供たちに教えるのがとてもうれしそうでした!次回があるときは、もっと学生さんに手伝ってもらおうと思います。

 大学では市民公開講座などで3Dプリンタ講習も行っていますので、興味のある方はご連絡ください。その他、ものづくりの技術相談なども行っています。
●大学代表 0942-22-2345

2017年4月27日木曜日

経験が大事!

 本学では「ものづくり実践演習」というプロジェクトがあり、学年や学科を問わず、数あるテーマの中から興味のある内容にチャレンジします。 
  普通高校に限らず、工業高校出身の学生達でも、「分解」という作業経験のない学生が多くいます。モノを作るにはまず、いろんなものを見て手本にすることが近道です。「分解」という作業は、機械の構造や名称、使われ方だけでなく、工具の使い方など沢山の知識を一度に習得できる絶好の場面です。
 ものづくり実践演習は学生が興味あることをきっかけに、実用的な知識を身に着け、さらに勉強に力を入れることができるため、学生たちの”姿勢”が違ってきます。
 この学生たちも時間を忘れ、作業着が汚れるのもいとわずに一生懸命やっていました。
  分解が終わるころには沢山の経験と知識が頭に残ることでしょう!たのしんで!!!(^o^

2017年4月25日火曜日

宿泊オリエンテーション

 新年度も始まり、学生たちも少しずつお互いを知っていきます。
 本学科では新入生に対して毎年、「宿泊オリエンテーション」という名称で一泊二日の研修旅行を行っています。
入学式からなんとなくよそよそしい感じだったのが、このイベントを機に一挙に仲良くなり、クラスの輪が広がります。友人を作るきっかけになり、一気にクラスの雰囲気がよくなります。

 今年はグループに分かれて「マシュマロチャレンジ」を実施しました。乾燥パスタ麺20本とテープを使って、最終的にマシュマロを一番高い位置に置いたグループが勝ちとなります。世界記録は99cm(らしい)ですが、今回の最高記録は87cmありました!もうちょっと頑張ったら世界記録に行けそう!(?)来年はギネス認定人に声をかけるか....?(笑

 このイベント後にはバスケットボールやバレーなどをして一挙に仲良くなりました。汗をかいた後は一緒に夕食を食べ、温泉にも入り、各コテージで時間を忘れてワイワイとしていました。(中には実際に朝まで起きていて、朝食中に寝ている学生もいました)
やはりこの宿泊オリエンテーションは効果的です!
 これから4年間充実した学生生活を送るためにも友人をたくさん作って頑張っていきましょう!

2017年4月3日月曜日

新年度スタート

桜が咲き始めました。
新学期も始まります。
今年はどんな出会いがあるでしょうか?!
学生さんたちといろいろできたらいいな!

2017年3月2日木曜日

やっぱり作ることはたのしい!(^^


後期試験も終わり、4年生は卒業式を待つだけの時期になっています。この時期はほとんどの学生たちが帰省して学内キャンパスはひっそりとしているのですが、ものづくりが好きな学生は、ここぞとばかりに工作機械を独り占めして、使い方を教えてもらっています。機械を使えることでものづくりが楽しくなり、質も上がり、図面の描き方の要点もわかってくる。いいことばかりです!さらにこの経験が座学を受けるときにも大いに役立ち、理解を深めます。
 もっともっと、こんな場面が増えるとうれしいです!

2017年2月12日日曜日

雪が積もりました。
近年、毎年コンスタントにつもるような気がします。
全国的イメージからすると、「南国九州」ですが、実はちゃんと雪が積もります。しかし、慣れていないので雪が積もるとあちこちで事故が起こります。
気を付けましょう!

2017年1月6日金曜日

新年のあいさつ





















新年のご挨拶申し上げます。
昨年は熊本大分地震や各地での大雨など自然の力を強く感じる年でしたね。
また、世界に目を向ければ、国単位で大きな変化があったように思えました。
今年は平穏で安心できる一年になることを、こころから祈っています。
世界が平和でありますように!